俺の感想を聞いてくれ
1投稿者:麻耶犬  投稿日:2024年01月09日(火) 12時38分51秒
村上春樹のカエルくん東京を救うを読んだ
なんの取り柄も未来もない俺みたいな中年独身の主人公が
カエルの姿をしたヒーローに出会うことから始まる。
そのカエルは巨大なミミズによって引き起こされる大地震を阻止しようとしていて
主人公に応援を求める、最初は応援の価値を疑う主人公だけど
最終的にはカエルの戦いを支え、巨大ミミズを止めるのに貢献する
で、カエルは力尽きて物語はそこで終わり。
2投稿者:麻耶犬  投稿日:2024年01月09日(火) 14時29分51秒
作中でね、自分は何も力になれないと言う主人公に対して
カエルが「あなた応援の力をあなどってますね」みたいな事を言って
主人公は首をかしげるシーンがあるんだけど、俺も主人公同様その意味がわからなかった。

俺もスポーツの応援とか推し活だとか、それで強くなったりするわけじゃないし
意味無いのに何やってんの?って思ってたんだよ。
でもね、よく考えてみたら、人によって誰が応援してくれるかは違うと思うけど
俺の場合は彼女のおかげで自信が持てたんだ(結局、俺がダメ彼氏で別れちゃったけどさ)
引きこもりがちで出不精な俺が好意を寄せてくれていた子に単身ベルギーまで会いに行ったこともあったし
応援されてる時って、本当に自分らしくいられたし、何にでも積極的になれたんだよね。
もちろん家族やペットや、友達もそうだよ。だからもう俺は子供を産めないし
死ぬ前は一人なのかって思うと辛いけどね

「陰ながら応援しております」っていうセリフ、よく聞くけどさ
今までは影で応援してたら意味ないだろ!w眼前で応援しろよ!wと思ってた
でも影で応援されることによって、見えない力が発生してるんだ。
座頭市があんなに強かったのも目が見えないからなんだけど
あれがもし目が見えてて眼前で応援されてもあんまり強くないんだよね
影で応援されてるからこそあいつは強かった。
元気玉の発想も同じだよね。鳥山明は若い頃にそれに気づいた、そしてすぐさま自分の作品に取り入れた。
眼前一新、ドラゴンボールの売上は急激に伸びた。
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