ここはむかしはブイブイ強さをアピールしてた爺婆の掲示板  投稿
7投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 10/14(火) 15時29分42秒
カナブンとコガネムシは、見た目が似ていて混同されがちですが、分類学的には「別の属」に属する独立した種群です。
つまり「カナブンはコガネムシの一種」ではなく、「どちらもコガネムシ科に属するが別の系統(属)」という関係です。

以下、整理します。

【分類上の位置づけ】
・カナブン:コガネムシ科 カナブン属(Cetoniinae亜科・CetoniaまたはAnomala属など)
・コガネムシ:コガネムシ科 コガネムシ亜科(Rutelinae亜科など)

つまり両者とも「コガネムシ科(Scarabaeidae)」には属しますが、亜科レベルで分かれています。
たとえば
・アオドウガネ、ドウガネブイブイ → コガネムシ亜科
・アオカナブン、クロカナブン → カナブン亜科(またはハナムグリ亜科)
という具合です。

【外見や生態の違い】
・体型:カナブンは平たく、光沢が強くてツルツル。コガネムシは丸みがあり、ややマットな質感。
・活動時期:カナブンは昼行性で花や樹液に集まる。コガネムシは草地などで葉を食べることが多い。
・幼虫:どちらも腐植土中で育つが、カナブンは朽木や堆肥中、コガネムシは草の根などを食べて土中で成長。

要するに、
「カナブンもコガネムシ科の仲間だが、“コガネムシそのもの”ではない」
というのが正確な理解です。

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