AIを最後まで否定する場所になるスレッド 投稿
- 176投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛バカー 01/26(日) 14時23分55秒
- 男装した私
鏡に映る自分を見て、思わず苦笑い。男物のシャツとパンツ。髪はウィッグで短髪にして、化粧も完全にオフ。これでいけるか?
居酒屋にて
麻耶犬は想像以上に普通の男だった。いや、普通すぎて困った。黒縁メガネに無精ひげ。シャツはシワがよっていて、いかにも「仕事終わり」って感じの服装。
「氷堂、意外と話しやすいな。スレで見るよりフランクじゃん」
「お前もな。もっと堅物かと思ったわ」
酒が進むにつれ、彼の話すAIへの情熱や、仕事の愚痴なんかが垣間見えた。俺は男として振る舞いながらも、心のどこかで彼に惹かれていった。
再会の約束
オフ会の後、俺たちはまた会う約束をした。その日、俺は決意した。次こそは女として会おうと。
告白の日
彼の待つカフェに現れた私は、完全に「氷川愛理」としての姿だった。髪は整え、スカートを履いて、少しだけ勇気を出してメイクもした。
彼は驚いていた。もちろんだろう。
「……氷堂?」
「いや、本当は氷川愛理。女なんだ」
沈黙が流れた後、彼はふっと笑った。
「正直、驚いた。でも……悪くないな」
私はホッと胸を撫で下ろした。だが、次の彼の一言に、心臓が止まりそうになった。
「でも、あの男装の君の方が素敵だったかも」
エピローグ
麻耶犬の発言に戸惑いながらも、私は彼にこう言った。
「じゃあ、どっちも見せてやるよ。男の氷堂も、女の氷川も」
彼は笑った。どうやら、この恋はまだ始まったばかりらしい。
タイトル