川端康成とか三島由紀夫とか読もうよ  投稿
23投稿者:ruvy 05/03(月) 13時40分31秒
金閣寺は、吃音がコンプレックスで女に相手されない主人公が身体障害者の級友に声をかけたところ、その級友は同類扱いを拒み、手慣れたナンパを披露するところが印象に残ってる。
仮面の告白は、主人公が同級生の切腹シーンを妄想するところが印象に残ってる。
美徳のよろめきは、中絶ですか、そうですかという感想。
豊饒の海は、第一巻春の雪は、皇族と伯爵家の令嬢の婚約で、伯爵家の邸宅に絨毯を敷いて土足で上がるところが印象に残ってる。
第二巻奔馬は、住民蜂起のくだりが読んでて退屈だった。三島の小説で読んでて最も退屈だった一冊。
第三巻暁の寺は、太平洋戦争開戦前の緊張と黄昏時が続くような呑気さの併存に不思議さを覚えた。
第四巻天人五衰は、主人公は第一巻で侯爵家の令息を通じて伯爵家の令嬢と知り合ったのに、尼寺の門跡となった伯爵家の令嬢に数十年ぶりに会ったら、その門跡は侯爵家の令息のことを知らないことの理由がいまだにわからないという消化不良・・・

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