禁欲  投稿
5投稿者:ヾ(゚д゚)ノ゛ソノター 12/14(月) 14:04
「神をさとるためには、人は完全な禁欲を実践しなければだめだ。シュカデヴァのような賢者たちは、ウルダレター(不断の完全な禁欲の人)の実例である。彼らの純潔は完全で破られたことのないものだ。」

「ここにもう一つの種類がある。かつては精液の排出をしたが、後にはそれを制御するようになった人びとだ。精液の排出を十二年間制御している人は特別の力を養う。彼は、記憶の神経という特別の神経を発生させるのだ。その神経によって彼はすべてを記憶し、すべてを理解する。精液の喪失は力強さを損なう。しかし夢の中でそれを失っても、それは害にはならない。その精液は食物から得られるのだ。夢精のあとに残ったもので十分である。しかし、人は女性と交わってはならない。」

「夢精のあとに残る精液は、非常に「精練された」ものである。ラーハー家では糖みつを瓶に入れて貯えていた。どの瓶も一つの穴を持っていた。一年後に見ると、糖みつは氷砂糖のように結晶していた。不必要な水分がその穴から漏れて出てしまったのだ。」

「サンニヤーシは、完全に女を放棄しなければならない。お前たちはすでにかかわりあいになってしまっている。だがそれはさし支えない。サンニヤーシは女の絵を見てもいけない。しかし、これは普通の人にはむずかしすぎることだ。サ、レ、ガ、マ、パ、ダ、ニは七つの音階だ。声をいつまでもニの調子に保っておくのは不可能だろう。」

「精液を失う、ということはサンニヤーシにとってこの上もなく有害だ。それだから彼は、女の姿を見ないですむよう十分に気をつけて生活しなければならない。たとえ彼女が信仰者であっても、女は避けるようにすべきだ。女の絵を眺めるのさえ有害だ。めざめているときでなくても、夢の中で精液を失うだろう。」

ラーマクリシュナの福音

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